Jul 28, 2012

車なしでナパバレーに行く方法

カリフォルニア・ナパバレー。今回は日帰りで、かつレンタカーが無くてもナパを満喫する方法を紹介します。海外でのドライブは不安な人、たっぷり休みを取れず旅程が限れている人も多いはずです。それでも何とか、バス・電車・フェリーの公共交通機関で行くことが出来ました。

サンフランシスコから、ナパバレーへは2通りの行き方があります。1つ目はフェリー&バスを使う方法。サンフランシスコのフェリービルディングから、Baylink(ベイリンク)というフェリーで、Vallejo(ヴァレホ)のフェリーターミナルへ行きます。そこでVINEという路線バスの"Route10"に乗り換え、そのままセントヘレナやカリストガに向かいます。2つ目は電車&バスを使う方法。サンフランシスコからBART(バート)という電車で、El Cerrito del Norte駅に向かいます。そこでVINEのバス"VINE Express29"に乗り換え、そのままセントヘレナやカリストガに行けます。

どちらのルートも乗り換えは1回のみ。 フェリーターミナルや、BARTの駅での乗り換えも、バス停には小さいながらもきちんと看板があるので分かりやすかったです。道路の混雑状況にもよりますが、どちらのルートの大体3時間程度は掛かりました。ちなみに値段は(2012年5月当時)、フェリーは13ドル、BARTは4ドル(ダウンタウンから)。バスは3ドル(Route10)、5.5ドル(Express29)でした。全部でたったの25ドル。ちなみに現地ではレンタサイクルで移動したので(約40ドル)、トータルで65ドル。高いでしょうか、安いでしょうか?お釣りをもらえないこともあるので、1ドル札をたくさん入れておくと便利です。BARTはClipperという電子マネーも使えるので便利です。

ちなみに、お勧めは「行き=フェリー&バス」「帰り=電車&バス」です。ナパに一番早く到着し、一番遅くに出発するので、ナパでの滞在時間を長く出来るからです。ホームページを見てそれぞれの乗り物の時間をメモしておくと安心ですね。また511.orgという乗り換え案内のサイトを使えば、乗り換え時間が簡単に分かります(特にBARTに乗る時は、バスの時間に間に合うように調べておくと安心)。スマートフォンのアプリ版もあるので、ホテルのWIFIや国際ローミングを使って、現地でも簡単に調べることが出来ます。

さっそく、サンフランシスコから朝早くフェリーで出発します。早起きは大変だし、5月とはいえ朝晩は結構寒いのですが、フェリーからはこの景色がお待ちかね!しかもお客は自分だけ、貸切状態のクルージングでした。ラッキー。フェリーは移動手段と言ってしまえばそれまでですが、ちょっとしたクルーズ気分を満喫出来ますね。朝早いのでターミナルのチケット売り場は開いていません、フェリーのチケットは船内で支払います。係員が案内してくれました。ちなみにフェリービルディングの近くにはスタバがあるので朝食にぴったりでした。グラノーラのパフェみたいなのがうまかった!フェリービルディングには有名なBlue Bottle Coffeeがあるので朝食がてら楽しみにしていましたが、朝早すぎてどの店も閉まっていました。それでも周辺ではランナーの姿を見掛けました。朝からワークアウト、アメリカの朝はとても早いですね!

Vallejoに到着。バスに乗り換えますが場所が少し分かりづらい。写真のターミナルを出て、すぐに横断歩道を渡って、少し左方向に進むとバス停がありました。ターミナルに着いたら、係りの人にバス停の位置を確認した方が安心です。当たり前ですが、アメリカが右側通行なのでバスの行き先を間違えないでくださいね。写真の右方向がナパ方面、つまりターミナル側とは反対側の歩道からバスに乗らないといけません。バス停の看板が妙に小さくて見落としがちなので、気をつけてください。

後はひたすらバスに乗るだけ。さすがに2時間は飽きました、とにかく遠かったです笑。Vallejoのかなりローカルな住宅街を抜け、コミュニティカレッジを通り、ナパダウンタウンを抜けるまではアメリカの日常生活をのぞけます。Vallejoの街中はあまりにローカル過ぎて、一瞬乗るバスを間違ったかな?と思いますが、心配しないでください。バスの車内もかなりローカルで、隣の席では小さい子供連れのお母さんが熱心に勉強していました。コミュニティーカレッジで降りていたので、学生なのでしょう。アメリカの素顔ですね。でもその後は、誰しもが思い描くナパの光景がお待ちかね。ぶどう畑、山並み、時折見えるリゾートホテル。全世界的に有名なリゾート地でありながら、心が落ち着くきれいな田舎の景色です。

ちなみに帰りは、セントヘレナ郵便局(写真の右側奥の建物)の前から、Express29に乗ります。バスを待ちながらおじいさんと世間話をしました。病院に行くというおじいさん、誰しもが安心して乗れるバスサービスがあることを誇りに思うと言っていました。まあ確かに、ロサンゼルスとは状況が良い意味で違いますよね。観光客にとっても、バスがあるとありがたいです。そしてまた帰りのバスも長いので、飽きました笑。でも、途中でフリーウェイに乗るので、後半はかなりのスピードで飛ばしていて、快適でした。

ベイエリアは公共交通機関が発達している方だと思うので、便利ですね。もちろんレンタカーを借りてナパに行くのが王道的な方法かも知れません。だけど、ちょっと運転に自身がない人や、より気軽にナパに行ってみたい人にはおすすめの行き方だと思います。時刻表は変わる可能性が十分にあるので、ホームページでよく確認してください。そして平日の方が本数がどれも多いので、出来れば平日に行くのがよいです。

【トラベルチップ】
・Baylink(フェリー)http://www.baylinkferry.com/ferry/index.php 
・BART(電車)http://www.bart.gov/index.aspx 
・VINE(バス)http://www.nctpa.net/routes-schedules/vine.html 
・511.org(乗り換え案内)http://511.org/ 
・「Car Free NAPA」環境、健康、財布にもよい!ってポリシーに納得。
 http://napavalleycarfree.info/

Jul 17, 2012

サンフランシスコのミッション地区(3/3)

サンフランシスコ・ミッション地区の"La Taqueria(ラ・タクエリア)"でブリトーを満喫!世界中の料理に出会える日本でも、例外はメキシコ料理。なかなか、これって店が少ないので、アメリカに来る度にメキシコ料理をせっせと食べます。日本ではなかなか出会えない本場の味に感動しました。

ダウンタウンから、BARTに載ってMission 24th Stationで降りると、そこはもうメキシコ。一気に街の雰囲気が変わって、まるで中南米を旅している気分になります。

ちょっとエリアを移動しただけで、異なる雰囲気を楽しめるのがサンフランシスコの魅力です。ミッション通りに立ち並ぶ数多くの商店は、シンコデマヨのグッズで賑わう時期でした。シンコデマヨって、実はメキシコよりアメリカの方が盛大に祝っているのでしょうか?もしかして。周辺の雰囲気はニューヨークのSpanish Harlemとどこと無く似ています。ストリートがあって、低層階ビルの路面店が賑わっているイメージです。ただし違いは、パームツリーの有無にありました。夕暮れと相まって、パームツリーが何ともメローな雰囲気を醸し出しているのです。(周辺はどちらかと言えば、むさくるしい雰囲気でしたが。笑)

やっぱり、前回訪れたドロレスパーク周辺とは異なり、今回のエリアはタフな雰囲気のエリア。夜遅くに訪れるのは少し気が引けるので、明るいうちに留めておいた方が良いのかもしれません。危なそうな場所の雰囲気って何となく分かりますよね…。

 今回訪れたのは、ミッション通りに面した"La Taqueria(ラ・タクエリア)"という店。見るからにメキシコ気分でわくわくしますね!さっそく入ってみると、結構種類が多くて迷いますが、チキンブリトーとビールをオーダー。ほどなく出てきたブリトーには感動しました。想像していた通りのおいしさでした。

そして店内を見渡すと、意外とコケイジャンのお客さんも多く、何もラティーノのためだけの店ではないことに気がつきました。有名店だからでしょうか、様々な客層で賑わうということは、誰しもに愛される店である証拠ですね。さらにいつの間にか、マリアッチの演奏も始まりました。気分はすっかりメキシコ。一瞬で外国にワープ出来るかのような気分。海外旅行の醍醐味ですね。アメリカを超えて更に第三国の質感まで味わえるのは、アメリカならではです。

それにしても何気にブリトーは奥深い食べ物だと気づきました。ブリトーの魅力をまとめてみようと思います。

・ブリトーの魅力

ずばり、もっさり感が好きです。見た目も食管も。ベースとなる、フラワートルティーヤ、豆(リフライドビーンではなく、ホールビーン)、チキンのもっさり感。ゆで卵やカボチャの煮物を食べた時の、あの胸に詰まる感じ!(良い意味で)。そして味に彩りを加えるサルサとシラントロがくせになりますね。見た目の大きさに負けずおなか一杯のなりますけど、低炭水化物なので罪悪感がありません。チキンだって、むね肉なので健康的だし、何よりも肉をがっつり食べたなーという満足感でいっぱいになります。

・ブリトーのうんちく

ブリトーはスペイン語で「ロバ」という意味があるそうです。由来はいくつか説があるそうですが、「見た目がロバに似ている」とか、「昔のメキシコで、ロバに引かれた屋台で販売されていて、皆が「ロバの店」と呼ぶのでそのまま愛称として定着した」とかなんとか。いずれにせよ、どちらかというとメキシコ北部で盛んな食べ物だそうです。それが、ティファナ/サンディエゴや、シウダッドフアレスを通じて流入したのでしょう。

アメリカでは戦前から食べられていたそうです。そして特に1970年代以降?、ローカルでアーティサナルなフードへの注目が集まる中、カリフォルニアなどでブリトーが見直され、人気になったという見方もあるのだそうです。うーん、奥深い。

サンフランシスコ、サンディエゴ、ウエット、モーニングなど、色々な種類があっておもしろいですね。そして街ごとにローカルなタクエリア(メキシコ料理屋)があり、それぞれが味を競って人気を博しているそうなので、色々な場所に行って、ローカル自慢のブリトーを食べるのも楽しそうですね。

・日本におけるブリトー的なもの

手軽に食べられる、庶民&ガテン系向けであることが起源という意味では、牛丼に近いものがあるのかも知れません。(ヘルシーな日本食なはずなのに妙にガテンっぽい、というイメージがついて牛丼チェーンがアメリカでは苦戦しているのでは?マンハッタンから吉野家が撤退したそうですし) そして元来、外国の食べ物であったものが自国で新たな発展を遂げ、数多くのバリエーションを持つようになったという意味では、ラーメンが思い浮かびます。ちなみに昔のコンビニやチルド食品で、ハンディーピザみたいなものが「ブリトー」と呼ばれて売られていました。普通においしかったのですが、考えてみれば不思議なネーミング。

ただ健康面から言えば、ブリトーに軍配が上がるかも知れません。牛丼はおいしいけど、チキンブレストに比べれば脂肪は多いし、何よりもたっぷりのご飯と、タレに使う砂糖の影響で糖質が多めです。そしてラーメンもやめられないけれど、脂肪と塩分の固まりであるのは事実ですね。総じて日本食は、糖質(炭水化物)・塩分が高めだと思います。一方でブリトーはフィリングに気を付けて選べば健康的かも知れません。ましてやベジタリアン用のブリトーもあります。トルティーヤで炭水化物の量は相対的に低いし、そもそも野菜がたくさん入っているし、チキンブレストなら低脂質・高タンパクですね。メキシカンライスやビーフ、サワークリームを入れると話は別ですが、ブリトーを手本にラップサンドが登場するくらいなだけあって、良いイメージがあります。そして何度も繰り返しますが、おいしい!

日本でも本格的なブリトーを食べられる日が来ますように!トルティーヤ一つとっても、フラワーではなくて、コーントルティーヤが気軽に食べられるといいですね。願わくは、タコスとエンチラーダも!

【トラベルチップ】

・ミッション通りは割合タフな雰囲気ながら、結構おいしそうな店がありました。ザガットに登場する店もあるくらいです。
・ミッション地区で一番ヒップなのは、バレンシア通りだそうです。散歩する限りはそんな雰囲気がしませんでしたが(笑)、とにかくそうらしいんです。

Jul 14, 2012

サンフランシスコのミッション地区(2/3)

サンフランシスコのミッション地区は何気にグルメな街。さっそく、ベーカリーの"Tartine"(タータイン)、そしてグルメスーパーの"Bi Rite Market"(バイライト・マーケット)を訪れました。確かにおいしい!そして、いかにもサンフランシスコらしい。アメリカの食事がまずいだなんて、少なくともサンフランシスコではウソだと思いました。


 前回はドロレスパークを楽しみました。公園の北東側から18th Stに戻り、Valencia Stまで散歩することにしました。周辺はのんびりとした住宅街。平日の午前中ということもあり、とてもリラックスしたローカルな雰囲気が漂っていました。

ちなみに18th Stはこのような景色です。路肩に車がたくさん停めてあるのがアメリカっぽい景色です。抜けるような青空、適度に茂った街路樹。そしてとにかく光の質感が美しい。こんな普通の街並を歩いているだけでも、リラックスできますね。

さっそく、Bi Rite Marketが見えて来ました。海外旅行に行ってスーパーやドラッグストアを眺めるのは楽しいですね。見たことないものだらけ!もちろん大型店も楽しいけれど、こうしたローカルに根ざした店舗、そして何よりも徹底したこだわり・モットーを持っている店を眺めるのは刺激になります。

あらゆる意味で、まさにサンフランシスコらしい店だなと思いました。日本では時としてうさんくさく、かつ押し付けがましく聞こえてしまうテーマ(スローフード、地産池消、アーティサナルなプロダクト、ロハス、ビーガン等々)もさすがに本場に来ると、その理念&実行しているコミニティの存在に尊敬の言葉しか出て来ません。"Creating community through food"、"Buy fresh, Buy local"、"Be a part of change"など、ちょっとしたフレーズに感動。ちなみに日本語で書いたらちょっとうさんくさいかも知れませんね笑。そこは英語マジック。

店内もよい雰囲気。陳列の仕方が上手ですね。野菜は今まさに取ってきたばかりのように、新鮮かつおいしそうに見えます。手書きのボードと、根っこを氷に漬けている所、そして葉物野菜が少し濡れていて、実に新鮮に見えます。日本みたいにビニールを被せてない所かよいですね。もちろんデリカコーナーもおいしそう。こういう陳列は、ヨーロッパのマーケットを彷彿とさせるというか、アメリカでも良い物やアーティサナルな方面を極めるとヨーロッパのような雰囲気につながるのでしょうか?アメリカとヨーロッパは、少なくとも白人文化という点においては、やはり共通点が多いように思います。考えてみればそりゃそうですけど。あとビーガンの食べ物もありました。ビーガンはいいですね。「野菜を毎日食べましょう!」とよく聞きますが、考えてみれば、一食だけでもビーガンに置き換えれば言い訳で、もっと食べ物の選択肢が増えてくれるとうれしいですね。

そして店員/買い物客がよい意味で一体となっているように思いました。初めての客にもフレンドリーに接してくれるし、もちろん地元のお客さんとは買い物ついでに色々な会話を楽しんでいる瞬間もありました。コミュニティーに溶け込むというか、コミュニティーを作る意気込みさえも感じるバイライト。恐るべし。世界中どこに居ても、地域に根ざした店には足繁く通いたくなる共通の魅力があるのですね。やはり空間の魅力は人間同士の交流から生まれるものです。

 そして、いよいよTartine(タータイン)に到着。黒が基調の外観、目立った看板がないので一瞬分かりにくいです。テーブル席は混んでいましたが、何とかスタンディングカウンターに場所を見つけられてラッキー。改めて店内を見渡すと、パンはおいしそうだし、お客も良い雰囲気の客層ばかりでした。やはりリラックスしています。客層ってやっぱり大事ですね、そして店側が思う様にコントロール出来ない辺りが難しい。良い客層が集まると、良い客層がそれにつられて来るようになる。これだけ多種多様な人がいる街であっても(サンフランシスコに限らずアメリカに行く度に思いますが)、店やエリアごとに客層や雰囲気が決まっていて、互いに異なっている点が改めて不思議だと思います。

写真のチョコクロワッサンはさすがにうまい!そしてボリュームもあるので満足でした。コーヒーも普通にうまいですね。パン自体もおいしいし、店内の雰囲気も良かったです。ある意味、タータインも観光地のような有名スポットだと思いますが、それでもこのローカル感、そして俗っぽさがない雰囲気が、有名スポットなのに極めて自然体であっていいですね。

 そしてミッションと言えば、こうしたアート。同じく18th沿いにありました(http://www.womensbuilding.org/twb/)。タータインみたいなどちらかというとスノッブ気味な場所もある一方で、どちらかと言えばタフな景色も広がるミッション地区。はっきり言ってタフなエリアであることに昔から変わりはないと思います。滞在中もミッション地区の発砲事件がニュースを賑わせていました。それでもボヘミアン達、そしてドットコムバブル以降の人口流入が新たな側面を加えていき街の様子が変わっていく。アメリカならではの現象だと思います。New YorkのMeat Packing Districtや、BrooklynのWilliamsburg、そしてSan FranciscoのMission Districtしかり。国の中にありとあらゆる差異化の軸があると、極めて社会的にダイナミックな動きが起こるものですね。良い悪いという点から議論をするつもりはありませんが、社会の中にこうしたダイナミックな動きがあるというのは、純粋におもしろいと思うのです。こうした街があるから、アメリカ旅行に行く度に新たな魅力をその都度発見するのです。街歩きの魅力ですね。

・Bi Rite Market(http://www.biritemarket.com/)
・Tartine(http://www.tartinebakery.com/)
・Women's Building(http://www.womensbuilding.org/twb/)
・インディペンデンスブックストアー天国のサンフランシスコ
(http://www.nytimes.com/2010/12/05/travel/05SanFran.html)
・ミッション地区の楽しみ方
(http://travel.nytimes.com/2008/09/14/travel/14hours.html)
・バレンシアストリート
(http://travel.nytimes.com/2008/07/13/travel/13surfacing.html)

サンフランシスコのミッション地区(1/3)

サンフランシスコ。定番コースだけでは物足りない人におすすめなのが、ミッション地区(Mission District)。おいしいパン屋にグルメスーパー。リラックス感たっぷりのドロレスパーク。ラティーノと、今時のヒップスター達が織り成す雰囲気はサンフランシスコならではですね。まずはミッションドロレスパークを中心としたエリアを訪れました。

地下鉄(MUNI)Fラインの"Church & 18th Station"からスタート。ダウンタウンからすぐにアクセス出来ます。今回のメインはドロレスパーク、そして18th Streetをバレンシア通りまで歩きます。18th Streetには"Tartine(タータイン)"というパン屋、"Bi-Rite Market"というスーパーがあり、 ローカルな雰囲気たっぷりで散歩が楽しい道です。

写真は「ヨガをするヒップスター」と「サッカー帰りのラティーノの子供達」。どちらもミッション地区を代表する人達です。公園の南西側が一番小高くなっていて(20th Streetの方面)、そこからこの景色を楽しめます。映画「スイートノベンバー」のラストシーンで登場する公園です。うんちくやコメントは、公園サイトやYELPに任せますが、このローカル感好きです!遊ぶ子供達、日光浴をしながら読書する人、フルートを練習中の人、犬と遊ぶ人達…。いいですね。時間があれば、近くのパン屋やスーパーで買ったものをピクニックしてもいいかも。

ラティーノの子供達は熱心にサッカーを練習していましたが、カリフォルニアやフロリダを中心ラティーノ人口がますます増えれば、アメリカがサッカー大国としても世界に名を馳せる日が近いのかも知れません。

 公園の近くは閑静な住宅街。そして今にも転げ落ちそうなプリウス。坂のある町は好きです、高低差があるから景色に飽きません。東京・横浜・神戸と自分にゆかりのある町には必ず坂があり、どの街もその点が好きです。そして下の写真。ふと見つけたこの飾りつけはサンフランシスコらしいなと思います。住民は中華系?それともメキシコ系?。中華風のちょうちんと一緒に、メキシコのがい骨の飾りが並んでいる点がおもしろい。シンコデマヨが近いからということもあってか、このディスプレイなのでしょうか?

ミッションドロレスパークは小さな公園なのですが、ローカル感が魅力的です。それでいて、「ちょっと背伸びした感じ」も感じます。「ちょっと背伸びした感じ」と「ローカル感」の絶妙なバランス加減。まさしくベイエリア、そしてサンフランシスコの魅力だと思いました。

・ミッションに着たからには、やっぱりブリトー!
(http://www.nytimes.com/slideshow/2008/09/14/travel/0914-36HOURS_index.html) 
・ミッションの典型的な楽しみ方
(http://travel.nytimes.com/2008/09/14/travel/14hours.html)

Jul 7, 2012

自慢したくなるバーベキュー

難しいことを考えなくても、ただそれだけで楽しいバーベキュー。でもアイデア勝負で、自慢したくなるバーベキューに様変わりです。今回はお手製の釜でピザを楽しみました。六甲山カンツリーハウスで楽しんだバーベキューの紹介です。 


まだまだ梅雨なので天気は残念でしたが、六甲山カンツリーハウスは屋根の下でバーベキューを楽しめるので最高!水場も道具も一通り揃っているので便利。おまけにバス&ケーブルカーでアクセス出来るので、お酒を飲んでも帰りの心配がありません。

火を起こしてから、乾杯になんとか間に合ったのが、このチキンサラダ。チキンサラダというか、"Grilled Chicken Breast Salad with Edamame" とでも言いたくなるくらい、気取ったものを勝手にイメージしました笑。バーベキューはおろか、焼肉屋でも、あまり食べたことがないくらい、所詮は脇役扱いの野菜。もはや炭に成り果てた、かぼちゃをよく見かけます。

でもこうやって、ちょっとしたおつまみにもばっちりなグリルサラダにしてしまえば、場のつなぎになっていいかも知れません。海外のレシピサイトを見ていると、ベジタリアンやビーガン向けのバーベキューメニューが数多くあるので、参考になります。野菜なんて地味?と思うけど、さすがは海外のレシピサイト。彩りがきれいで見た目からしておいしそう。「タニタ食堂」が野菜重視で健康的なのは分かるけど、ちょっと地味なので彩りだけは逆立ちしてもかなわない。夏だし、せっかく屋外バーベキューなので、やっぱり見た目重視ですね。ちなみにNY Timesのレシピは見た目がいい。(101 Fast Recipes for Grilling)



そしていよいよお待ちかねのピザ!ダンボールの内側をアルミホイルでライニングし、脇からパイプを入れて焼き網を支えます。その下には写真の通り炭が入っています。釜を作ってくれた先輩、ありがとうございました。さらに強力粉からこねて頂いたお手製生地。元町トアロードで買ったこだわりのチーズ。夏らしくズッキーニとパプリカをトッピング。もう全てが最高!自分達で作り上げていくのは、味もさることながらプロセスそのものが貴重な体験でした。プロセスを楽しむということを含め、こういう場や価値観を共有出来る方達といれて良かったです。アーティサナルな皆さんに感謝!(ARTISANAL/アーティサナル。スペルで描くと"ART"って文字が入っててかっこいい雰囲気だけど、カタカナで書くと字面がなんか微妙笑)

バーベキューは大好きです。そして、何もアクティブな人達のものだけではなくて、もっと何気ない日常的なイベントとして普及すると気負いせずに楽しめていいですね。ちなみに一つ疑問なのは、「グリル」と「バーベキュー」の違い。日本で楽しまれている「いわゆるバーベキュー」は、本場ではどちらかというと「グリル」と呼ばれるのだそう。世界的にバーベキューで有名なメンフィスやセントルイス、アメリカ南部で盛んな、何時間も掛けて肉をじっくり焼くのが「バーベキュー」なのだそう。調理法が違うのですね。どのような過程で「バーベキュー」という行為や概念が日本に輸入されたのか気になります。多分、昔の日本の食品メーカーとかがスパイシーな肉風味の商品を売り出す時に、「バーベキュー」という言葉を探して来て、そう名付けて売り出したから、日本ではバーベキューという呼び名が定着したのでしょうか?全くの推測ですが。でも「バーベキュー」ってやっぱり語感が良いから、「グリル」より楽しい感じ。

Jun 23, 2012

UCバークレーを散歩

UCバークレーのキャンパスをのんびり散策。キャンパス巡りは海外旅行の楽しみの一つです。落ち着いた趣きのキャンパス。そして意外な穴場は付属のボタニカルガーデン(植物園)。学生達を見ていると、自分の学生時代の後悔が思い浮かぶ一方で、じわじわと刺激を感じることが出来てパワーを再充電したような気がしました。


BARTのDowntown Berkeley駅で降りると、そこはもうUCバークレー。サンフランシスコから気軽に行けます。シャタック通りでランチした後(前回記事)、キャンパスを訪れました。

セントラルパークの設計者としても有名なFrederick Law Olmstedが関与したキャンパス(Campus History)は落ち着いた趣き。それでいてアイビーリーグの様なスノッブな雰囲気はあまり感じられず、バークレーらしい?リベラルでカジュアルな雰囲気を感じました。自分と同じアジア系の学生をとにかく良く見掛ける点も、親近感を感じます。とにかく良い意味でカジュアルです。"Jansport"のバックパックを良く見掛けます。

そして斜面ではお決まりの様に、フリスビーをしたり、昼寝したり、読書したり、グループ討議したり。とにかく外に居たくなるベイエリアならではの気候がうらやましい!高温多湿の国では難しいですね。斜面に作られた芝生広場を見ていると、どういう訳か大岡山の東工大のキャンパスがデジャブしました。この雰囲気、大好きです。
そして(あまり知られていない?)穴場だと思ったのは、UCバークレー付属のボタニカルガーデン。 キャンパスの敷地内にありながら少し距離があるので、キャンパスバスに乗ると便利です。時間がある人にはおすすめです。リラックス出来ます。園内はとても広いです。そして世界中の植物が集められていて、地域毎にエリアが分かれているので、ちょっとした世界一周旅行気分も味わえるかも知れません。それほどにバークレーは恵まれた気候なのですね。
まず見掛けるのは「アフリカ地区(写真左)」と「世界の砂漠(写真右)」。どちらも背が低く、とても地味な雰囲気。だけど生命力の強さを感じます。
次に「日本ガーデンエリア」。日本人として誇りを感じる瞬間です。そして何とも言えない懐かしさ。しかし日本で見掛ける日本庭園と決定的に異なる点は、カリフォルニアならではの"光の質感"。どちらかというと落ち着き・わびさびの佇まいが魅力の日本庭園が、とにかくゴージャスに見えるのです。カリフォルニア・エフェクトです。それ故に、ニューヨークにある、ブルックリンボタニカルガーデンの日本庭園とは、アメリカにある日本庭園同士でありながら、若干趣が異なる様な気がするのです。ちなみに話は変わりますが、クレイジーケンバンドの横山剣さんは、横浜にある「三溪園」のことを、「カリフォルニアにある日本庭園のような雰囲気を感じる」とかつて指摘していました。天才的な感性です。
ごく自然に調和した風景が魅力的。樹木は山に生えているかのように自然な配置、もちろんガーデンもいい感じ。計算し尽されているのに、計算されてないように見える素朴な景色。やっぱりアメリカが本気になるとすごい。芝生広場脇の庭園(写真左)、そしてハーブガーデン(写真右)もありました。ちなみにバークレーですけど、庭園にあるのは、あくまでもまじめな方のハーブです笑。
左の木は、パシフィックノースイースト。。右の木は、イーストコースト/ミッドアトランティックって感じがしませんか?ある土地のイメージには、樹木によって織り成される自然の風景も含まれると感じた瞬間です。左のような木は、少なくともニューヨークのセントラルパークや、東京の日比谷公園に生えているとは思えないのです。
子供達も遊びに来ています。幼い時から、こういう環境で遊べる子供達がうらやましい。そして子供達を見ていると、こちらの文化圏に生きる子供達に「社交性」がどのように培われているのか、瞬間を垣間見ることが出来ました。 社交性が求められ時折プレッシャーにさえ感じられることはあるのでしょうが、なかなか良い光景でした。彼らが遊んでいる時に、別の親グループに連れられた子供達が芝生広場にやって来ました。彼らはごく自然に鬼ごっこを始めました。その時に当然鬼を決めるのですが、まずはお互いにきちんと自己紹介。その仕草が、まるで大人同士がパーティーか何かで自己紹介をしあうかのような様子なのです。幼稚園児にして、社交性が身につき始めている様子でした。ちょっと感心です。

最後にキャンパスに戻り、キャンパスショップを訪れました。商売魂で色々販売していますが、アンダーアーマーのトレーニングシャツを買いました。さりげなく、UCのクマのマークがプリントされています。アンダーアーマーは、キャンパスコレクションのラインナップも豊富ですね。ついでに、あまりにみんなが持っているので、Jansportのバックパックを買いました。意外と安いです。そしてとにかく実用的。とにかく背負いやすいです。真っ黒でしゃれっ気も何も無いけど、実用的で、ある意味ブランド品?とされている辺りが気に入りました笑。

植物園の自然でリラックス。そして学生の雰囲気はリラックスしているように見えて、本気モード。大学を卒業して数年経った今だからか、学生時代にやっておけばよかった後悔が今更ながら思い浮かびました。一方で、学生を見ていると、今の自分には、かつての学生時代に感じていたエネルギーや刺激が徹底的に不足しているとも感じました。やる気の再充電です。これだから、大学のキャンパス巡りはリチャージという意味で、とても有意義なことだと毎回感じるのです。

【トラベルチップ】

・UCバークレーは広いので、キャンパスマップをプリントして持って行くと便利。
UC BERKELEY MAP(http://berkeley.edu/map/) 

・時間があれば、Telegraph Aveも散歩するとおもしろいかも知れません。大学美術館を併せて、バークレーは見所豊富ですね。

Jun 16, 2012

とってもグルメなバークレー

サンフランシスコから程近い、カリフォルニアのバークレー。アメリカの食事はどうせまずい、だなんてバークレーではウソです。ゲットーで出会った最高のピザ?別名「グルメゲットー」とも呼ばれる、シャタック通りをぶらぶら散歩してみました。

まずはBARTのDowntown Berkeley駅からスタート。サンフランシスコから気軽にアクセス出来ます。駅を出たらShattuck Aveを歩くこと約10分。今回のメインエリアに到着します。周囲はのんびりした住宅街。ローカルで賑う界隈では、男性だけの家族連れ(父・父・長男・次男)に出会いました。とてもバークレーな光景ですね。




















昼飯には遅い14時くらいでもこの賑わい。さっそく、The Cheese Board Collectiveに 入りました。ピザ、ベイエリアのクラフトビール、オープンテラス、太陽と風、ローカルバンドのラテンジャズ。もう言うこと無しですね。ピザは、誰しもがお いしいと思い描くピザがそのまま形になったって感じ。普通においしかったです。ボリュームもあるのにお手頃(1スライス/2.5ドル)。基本的には日替りピザの1種類。グラスワインもあるし、クラフトビールも数多く揃っています。5月はとてもさわやかで、たまたま演奏されていたラテンジャズとも相まって、よい雰囲気でした。平日なのにこのリラックス感。全てのものがあるべき状態にあるというか、落ち着いています。経済的な豊かさという次元を超えて、アメリカというかバークレー/ベイエリアの底力を感じたような気がします。
究極のオープンテラス笑。待ちきれない人達はShattuck Aveの緑地でピザを食べていました。日本では恥ずかしくて出来ないアメリカンな光景ですね。日本ではせっかくの夏なのに気温と湿度が容赦ないから、なかなか難しい。ベイエリアの適度な気温と、何よりも湿度の低さがうらやましいです。これだけ恵まれた天候だと、仕事や勉強にどうやら集中できそうな気がします。世の中を驚かせる数々のアイデア、サービス、製品が生み出される背景には、この恵まれた気候も多く区影響しているのかも知れません。こちらの人達は太陽に浴びたり(シェリルクロウの歌ではないですが、soak up the sunという英語の表現は好きです)、外でピクニックをしたり、外にいることが好きなんでしょうね。ヨーロッパにも通じる、どちらかというとコケイジャンの文化なような気がします。
そしてShattuck Aveでは言わずと知れた、The Cheeseboard(チーズショップ)とChez Panissです。二つの店はつながりが深いのだそうです。この地にレストランを開いた理由のひとつでもあり、Chez Panissがベイエリア地震で損壊を受けた時、ファンドレイジングで協力したり、そんな関係にあるのだそう。Chez Panissは今度バークレーに来る機会があるときに訪れてみたいですね。店に訪れることは出来ませんでしたが、代わりにChez panissのAlice Watersの本を読んでみることにしました。なぜChez Panissがレストランとして成功したのかという理由も気になりますが、一番印象的だったのはアリス自身の話でした。UCバークレーの学生時代に訪れたパリがその後のモチベーションになっている。パリでの原体験がヨーロッパへのリスペクトという形で随所に散りばめられ、それがおいしいメニューにつながっている。大きくこの2点が全てにつながっているのだと思いました。

若い時の原体験は本当に大事なものです。そしてどのような形で生かされるかは分からないけれども、プライベート以上に仕事の方面でつながった時は素晴らしいと思います。そうすれば生活の為の仕事がもっとおもしろいものに昇華するはずです。仕事の目的は生活の為、というそもそもの原理を否定するつもりはないし、そこを見失うとやっかいなことになります。それでも、原体験はいつまでも大事にしたい。またパリで感じた、フランスへのリスペクトというのも大事なこと。「ヨーロッパが本物」というヨーロッパ崇拝はあまり気に入りませんが、それでも皆が「本物」を求めるのであれば、 そこを狙うべきです。Shattuck Aveがグルメゲットーとして名を馳せるのも、本物を求めるレストランの姿勢が、時代の流れも手伝って評価されたことにあるのだと思います。もちろんベイエリアならではの土壌(目の超えた人々、彼らを支える経済力)もあるでしょうし、60年代からバークレーに続く文化が資本主義を根底から覆し否定することなく、全うな形で21世紀風に進化と転化を遂げることが出来たという証であるのかもしれません。

ただただおいしいだけでなく、色々と頭の中で考えるのも楽しいバークレーのグルメゲットー。もちろん本当においしいものを食べている時は、そんなことは頭の中に浮かんでこないし、それに食事中はもっと楽しい会話をしたいですね笑。ただ、こうなんというか、少し背伸びして妙に知的さを気取るというか、勝手に思うそんなバークレーの雰囲気は好きです。

【トラベルチップ】

・BARTは少しややこしいです。赤色に乗れば直接バークレーに行け、黄色に乗った時はオークランドで乗り換える必要があります。クリッパーという、ICカードがあると便利です。ベイエリアの色々な乗り物で使えます。
BART(http://www.bart.gov/)
クリッパー(https://www.clippercard.com/ClipperWeb/index.do)

・ベイエリアは乗り物が便利です。サンフランシスコ市内はもちろん、BARTやフェリーやカルトレイン、バスに乗ればレンタカーが無くてもそんなに不便ではありません。511というサイトを使えば乗換え案内も調べることが出来ます。
511 Transit(http://tripplanner.transit.511.org/)

POPULAR POSTS