Oct 6, 2013

自然の遊び場 ポートランド・ワシントン公園

観光ガイドブックで必ず目にするポートランドのワシントン公園。手軽にハイキングをしてみませんか?一番のお勧めは、樹木園(Hoyt Arboretum)と、Wildwood Trailという森の中の散策路。Pacific Northwestらしい豊かな森林の風景を手軽に楽しめました。定番の観光地の一つであることに間違いはないけれど、決して賑やか過ぎず、落ち着ける雰囲気であるのがポートランドならでは。ニューヨーク・セントラルパークをデザインしたオルムステッドの一族がデザインした公園でもあります。一日では物足りませんでした!
ポートランド市内からは、路面電車MAXのWashington Park駅で降りてください。ダウンタウンから近いです。公園の地下に位置する駅からエレベータで地上に上がると、そこがもう公園です。駅前からは園内を一周するバスに乗れます。また動物園、World Forestry Center(世界の樹木について学べる博物館)は駅の近くです。日本庭園、バラ園は駅からは距離があるので、バスが便利です。時間があれば公園の森林を駆け巡る列車(Zoo Railway)も楽しそう。いずれにせよ、季節によって運行状況が異なるそうなので、ホームページで確認した方がよさそうです。
まずはバラ園から。どうしても行く場所を一つに絞らないといけないとすれば、バラ園は欠かせません(正式には国際バラ試験庭園/Rose test garden)。こんな美しいバラ園を無料で楽しめるだなんて。みな思い思い楽しんでいます。外国の人は写真をパチパチ撮るイメージがあまりなかったのですが、さすがに花の美しさを目の前にして、記念撮影をする人、バラを熱心に撮影する人を数多く見かけました。更に冒頭の写真のように、ミュージシャンがハープまで弾いています。ハープ、バラ、からりとした空気、光の質感、青空。全ての美しさを自分で感じ取る、感性が磨かれる感じがたまりません。ディズニーランドとかに、何千円もはたいて行くことが馬鹿らしく感じてさえきました笑。
そして一番のおすすめは、樹木園(Hoyt Arboretum)と、Wildwood Trail。MAXの駅からバスに乗り樹木園のビジターセンターへ向かいます。本数が少ないので注意。駅前のForestry Centerで時間を潰していました。ビジターセンターでは、親切なボランティアのおばあさんが、ハイキングの計画作りを手伝ってくれました。「Pacific Northwestらしい風景を見たい」と伝えたら、丁寧にマーカーで地図にメモをしてくれました。今回の旅行で出会ったポートランドの人はみな親切です。そして初対面の人とも社交的。このビジターセンターにはトイレもあるし、ボトルウォーターも売っている。ギフトショップもあるので便利です。
ビジターセンターの周囲が樹木園。そこを抜けると、Wildwood Trailです。このトレイルはワシントン公園を抜けて、フォレストパークというより本格的なハイキングエリアへと通じています。岩場がなく、傾斜も緩やかで歩きやすい道でした。トレイルランをしている人も見かけたので、海外でランしてみたいと思っている人にも、ぴったりでしょう。イメージは、神戸にある森林植物園を何倍も大きくした感じです。
 
美しい森林。言葉は要りません。樹木園の園内はテーマによって植生が異なります。もちろんアメリカ北西部らしい森林も見れます。一枚目の写真です。セコイヤ、レッドウッドのうっそうとした雰囲気が美しい。わざわざ山奥に行かないでも、ポートランド市内でお目にかかれるとは。ポールニューマンの「わが緑の大地」という映画のような光景です。Ken Keseyの"Sometimes a great notion"という小説そのもの。二枚目の写真がWildwood Trail。普段はランしない自分でも、トレイルランにはまる人の気持ちがよく分かるトレイルです。フォレストパークまで行くと結構遠いので、ピトックメゾン(Pittock Mansion)までトレイルを往復しました。ピトック邸に行きたいとビジターセンターで伝えれば、道を教えてくれました。ちなみに、日本の公園とは違って、食べ物を売っている場所をほとんど見かけませんでした。公園に行く前に昼ご飯を用意しておいた方がよさそうです。

それにしても理想的な公園でした。まるでディズニーランドのように、徹底的に理想と夢を追求したという雰囲気があります。あくまで自然体を装いながら。それもそのはず、ニューヨーク・セントラルパークを設計したオルムステッドの一族が携わった公園なのです。ジョン・チャールズ・オルムステッドという人です。兄弟で「オルムステッド・ブラザーズ」という会社を興していたのです(コーエン、リーマンにならぶ有名兄弟?)。

とはいえ、そもそもは公園設計の知識も何も無いドイツ人の設計家が見よう見真似で公園をデザインしたのが発端であったとのこと。彼の中にある母国ドイツの公園の記憶を頼りに設計したのだとか。あくまでも自分で何でもやってみるDIYの精神で、アーティサナルなヨーロッパを再現してみせるというのは、まさにポートランドらしいです笑。

そしてこれじゃいけない、と気づいたのか(DIYには素人の限界があったのか?)、オルムステッドがリデザインして今の姿になったそう。いずれにせよ、ヨーロッパ的な美しさ(彼らが美しいと思うもの、それは全世界的に絶対的に美しいということではなくて)と下地が横たわっています。公園そのものの美しさ。そして公園を取り巻く社会環境の存在(ヨーロッパに比べれば薄いが、やはりアメリカには階層というものがあり、階層と文化教養のレベル差が文化資本の度合いとして連動していること)。コケイジャン文化をここにも垣間見ることが出来るあたり、アジア、日本ではあまり目にすることが無いものとして、いわゆる異文化に触れた時の発見と感動を覚えるのかも知れません。

そもそも皆のための公園というものは、なかなか存在することが難しく、階層と文化レベルの差が結びついている社会であることが、美しい公園が存続する為の条件なのかも知れません。ですので、かつてのドイツ人設計家のように、見よう見まねで日本にもワシントン公園を再現しようとした所で限界にぶちあたりそうです。

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

オレゴン州の日系人

日系人の足跡に興味があります。ポートランドの日系アメリカ人記念館/Oregon Nikkei Legacy Centerを訪れました。カリフォルニアなど他の大都市に比べると日系人コミニティの規模は小さいですが、ここオレゴン・ポートランドでも彼らの足跡を学ぶことが出来ます。もしも自分の先祖がアメリカに移住していたら?と考えると、何やら人事ではない気がしてくるのです。
日系アメリカ人センターはチャイナタウンの近くです。路面電車MAXのOld town/Chinatown駅からDavis St.を歩いて1ブロック。Davis St.をこのまま歩くとクラフトミュージアム(過去の記事)があるパール地区。ポートランドは1ブロックの距離が他の街よりも短いので、散歩するのにも便利な街です。
クラシックな雰囲気の建物が並ぶ街並みからは、アジア系、そして日系人の面影を感じることはありませんが、オールドタウンと呼ばれるこのエリアには、かつて日系人の商店やホテルが立ち並んでいたのだそう。LA、サンフランシスコに比べると、あまりにも当時の名残を感じません。日系人の絶対数が少なかったのはもちろん、農業が盛んなオレゴン州では他都市以上に都心部から離れた農園で働く人口の割合が高く、居住区域としての需要が都心部にそれほど求められなかったという理由があるのではないでしょうか。LAだって農園はあったと思いますが、あまりにもオレゴンは山がちで、移動が容易ではなかったのでしょう。

センターでは職員が簡単に説明をしてくれました。自分はもう社会人なのに博物館や教育施設に来ると「あなたは学生?専攻は?アメリカには留学に来たの、それともビジター?」と間違われてしまいます。そして「なぜポートランドに来たの?なぜ日系人について知りたいと思ったの?」と聞かれました。特に深い意味の無い挨拶のような会話ですが、改めてこう質問されると色々と考えることが多いです。どんな場面でも簡潔に自分の意見を言えるようになりたい。

「この施設は展示の為の展示にとどまらず、オレゴンに住む日系人に関する教育・研究拠点であり、彼らを結びつけるきっかけ(socialize chances)を設ける為の場所でもあるのだ」と職員が語ってくれました。彼らを結びつける為のきっかけを作る、という発想は好きです。そしておもしろいことに、説明をしてくれた職員を含め、他の方達も必ずしも日本人の血が入っている訳ではないばかりか、自分が訪れた日にはコケイジャンの方しかいませんでした。とても興味深いことです。日本人・日系アメリカ人のこと、マイノリティである私達以外の大多数の人達に興味を持ってもらうことは重要です。レーガン政権時代に日系人の名誉回復がされて以来、どのようなメッセージを伝えられているでしょうか?問題を問題として認識して欲しいと、幼稚に声高に主張するつもりは到底ありませんが、存在感を示したいです。

ちなみにオレゴン州には「オリエント」という小さな町があるそうです。昔、スコットランド系男性に嫁いだ日本人女性(いわこしみよ さん)にちなんで名づけられた街なのだとか。まだまだ語り継ぐべき日系人のストーリーはたくさんあります。

ワシントンDCの日系人記念碑も必見です。渡辺謙さん&ミネタ元DOT(アメリカ運輸省)長官のインタビュー番組に登場していました。(過去の記事です)
「日本人なら忘れてはいけないモニュメント」
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

Oct 2, 2013

ポートランド・クラフトミュージアム

さりげないセンスが光る、ポートランドのクラフトミュージアム。陶芸好きはもちろん、地域と美術館の関係を考えている方にも良いネタになるのでは?ポートランド中心街のパール地区/Pearl Districtにあります。かつての倉庫街がアート地区として再開発されたエリアです。同じような背景を持つニューヨークのSOHOやチェルシーみたいに、ギラギラしていないのがポートランドらしさでした。「グリーンネイバーフッド ー 米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた」を読んで関心を持った方、まずはパール地区・クラフト美術館から街歩きを始めてみてはどうでしょう?
 クラフトミュージアム/Museum of Contemporary Craftは、路面電車MAXの"NW 6th & Davis St"から、Davis Stを1ブロック歩くとすぐに到着。NWはもちろんNorth Westのことで、ポートランドの町は東西南北に分かれて、それぞれNW・NE・SW・ SEと呼ばれています。街の中心街、そしてパール地区はNWに属しています。美術館の建物はごくごく自然に街並みに溶け込んでいました。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな、おとなしいこの建物が美術館です。
中は1階と2階に分かれていて、1階では企画展、2階では常設展。入館料を払って、まずは常設展からスタート。こじんまりとした展示でしたが、さりげないセンスのよさ。さっそくルーシー・リーの作品を発見。有名なピンクの器がありました。大阪の東洋陶磁美術館で見た時のままでした(ルーシー・リー展)。 ガラス、金属、木、陶器、磁器と素材の違いで印象が大きく異なります。眺めているだけでおもしろいし、そして日常生活で使ってみたい、自分の家に飾ったらどうだろうか?と考えてしまいます。日常生活との近さが魅力です。
そして企画展は「The Bowl」というもの。地元作家が作った器を住民に貸し出す。自分で料理を作って盛り付ける、そしてみんなで食べる。最後にその写真をtumblrに投稿してシェアするという企画だと、キュレーターが教えてくれました。fun.のボーカルにも似た、文科系の人でした。

こうした企画を通じて、コミュニティーと地元の美術館が結びついています。日本でも比較的小さな地方都市でこそ展開しやすそうな活動。今時は、「地元財界の名士が集めた豪華コレクションをどーんと大公開」だなんて、明治時代ばりの見せびらかしの趣味はクールではありません。地元作家の作品を地元の人が愛でる、しかも日常生活の中で。なんて暖かいのでしょう。

ただ漠然としたまま活動を終わらせないようにするには、「地元の人、コミュニティーを日常の芸術を通じて啓蒙してやるのだ」という多少の上から目線があったほうが、方向性がきちんと定まりそうです。健全で優しい心の持ち主である、日本人には啓蒙思想はうっとうしいかも知れません。しかし、コミュニティーとの付き合い方が「お友達感覚」程度では、メッセージ性や何か主張したいことを伝えきれなくなってしまいかねません。

キュレーターは折角だから貸し出してあげるよ、と誘ってくれましたが旅行中なので断念。残念。代わりにギフトショップでローカル作家の作品を手に入れました。クラフトなら「サタデーマーケット」も良いのですが、クラフト美術館のギフトショップの方が、よりアートっぽくて、洗練された雰囲気です。デパートのアートコーナーを、もっと若者向けに自然&モダンな雰囲気(要するにゴテゴテしない)にしたイメージでしょうか。サタデーマーケットは良い意味で手作り過ぎるのです。

そしてこのショップの職員がとてもフレンドリー。「食事と器の組み合わせを考えるのは楽しい」と話をしていたら、「私が日本(京都)に留学していた時、決して高級ではない街の居酒屋でも、そして家庭でも、日本人はより日常生活に近い場面で、食事と器の組み合わせというアートを実践していたのよ」と京都に留学経験があるという職員は感想を教えてくれました。普通の人が、日常生活で実践しているという点は重要ですね。高級で洗練された店やシーンが素晴らしいのはどこに行っても当たり前で、日常生活でいかに実践出来ているか?が真のかっこよさでしょう。エコノミックアニマルに過ぎない日本ですが、私達の日常生活は何気に文化的な側面を大事にしているのですよ笑。

最後に番外編。 
 みんなでペダルをこいで進んでいくビール自転車。カメラを向けるとポーズをとってくれました。皆さん気さくです。そしてポートランドでは(というかアメリカでは?)、初めて会う人にも、こちらからニコっと笑顔を見せると、相手も快く対応してくれるケースが多いような気がしました。日本にはあまりない習慣かもしれませんが、コミュニケーションを取る上では、大事なことかも知れません。キュレーターも、ギフトショップの職員も、短い時間でありながら心地よい会話を導き出してくれる人達でした。初めて会う人とのコミュニケーションが上手です。社交性が多いにもとめられる社会ならではなのでしょうか?

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

Sep 25, 2013

2020年東京オリンピックに向けて準備すべきこと

オリンピック決定、おめでとうございます!かつての1964年オリンピックが経済的な成長をもたらしたように、2020年オリンピックはより社会的で文化的な成長を日本に実現できるように色々なことに挑戦してみましょう。他国に遅れること約20年かけて経済成長と復興を実現したように、また今回も一周遅れてしまいましたが、今からでも遅くはないと思います。

「東京オリンピックに向けて準備するべきことリスト」

・メキシコ料理のレストランを増やす。
  東京に住む多くの外国人の悩みの一つでしょう。おいしいメキシコ料理のレストランが
  少ないということ。本格的なメキシコ料理はもちろん、タコスやブリトーを気軽に
  食べられる店が明らかに少ないと思います。間違ってもタコベルは要らないですけど、
  フードドラックでタコス売るとか、タケリアが増えて欲しい。
  オリンピックを機会にチポートレ、日本に来てくれませんか?

・LGBTプライドパレード公式開催。
   LGBTプライドパレードをやっていない世界的な都市は恐らく無いはずです。
   日本も公式行事として、銀座など目抜き通りでやる時代だと思います。行政や政治が
   LGBTを包括的に押さえ込むだとか、対立の構図で語るのはもはやナンセンス。
   ブルームバーグ市長やグーグル風に、政治家や企業もパレードに参加してみませんか?
 
・アイヌ、沖縄、在日コリアンのヘリテージマンス(Heritage Month)を設ける。
  堅苦しく考えず、ヘリテージマンスに、彼らのレストランに行って食事をする。
  テレビで彼らに関するドラマや映画、ドキュメンタリーをやっていたら見てみる。
  まずはここらだと思います。

・お笑いの質の向上(フェミニズムや、ポリティカルコメディー)。
  コメディーを含め、お笑いの質に驚く毎日です。過激だとか、ナンセンスだとか、
  その手の批判が成り立っていた時代がまだ良かったくらいで、あまりにも骨抜きというか、
  当たり障りがなさ過ぎて驚きます。フェミニズムをネタにした女芸人を見たい。
  政治や社会問題をチクリと笑いネタに変えてしまうポリティカルコメディーも見たい。

・ビーガンレストランを増やす。
  日本食は思いのほか健康的ではありません(過去記事「和食は健康?」)
  炭水化物が多いが故に、食べ方によっては糖尿病と肥満のリスクを抱えています。
  ビーガンはお金持ちで気取った人達の食事なのかもしれませんが、
  彼らのビーガンを選ぶというライフスタイルを見せ付けるという自己満足を越えて、
  自分のナイススタイルを見せ付けるべく、たまにはビーガンになっても良いかも。

昔は違って、海外文化を語ってくださる「先生」なんて人達の力を借りることなく、自分で海外のよい文化をどんどん知ることが出来るよい時代です。オリンピックに向けて時代と社会が進んでいくのだと考えるとワクワクしてきませんか?

Aug 31, 2013

横浜・根岸の米軍フレンドシップデー

横浜市内でも米軍フレッドシップデーに遊びに行けますよ。根岸森林公園脇の「アメリカ海軍・根岸住宅地区」です。横浜駅東口からバス(市営バス103系統)で行けます。例年桜祭りと、盆踊り大会が開催されていて、2013年は8月17日に開催されました。詳しい日程は直前にFacebook上の公式サイトで確認してください。横須賀や厚木よりも小規模ですが、根岸ならでの地元密着な雰囲気も好きです。

早速、横浜駅東口のバスターミナル(YCAT)から市営バス。103系統は土曜日でも結構本数が多いので便利です(1時間に4~5本)。日ノ出町、伊勢佐木町を抜けて山手方面、山元通りを進みます。終点の根岸台バス停で降りると、もう目の前がゲートです。30分くらいでした。周囲は静かな住宅街、山手の住宅街は雰囲気良いですね。 横浜駅からのアクセスが便利です。このバスルートだけでも、メジャーではないですが、地元感満載の観光ついでにいいと思います。
会場はとてもこじんまりとしています。盆踊りの台、ステージを中心に屋台が立ち並ぶエリア。それから子供たちが遊べるバルーンハウスが並んだ二つのエリアがあります。更に映画館(この建物にトイレがあった)の特別上演にも参加できます。

屋台は日本の店も出ていて縁日みたいで楽しいです。もちろんアメリカの食べ物(お決まりのアンソニーピザやビールなど)もありました。よく見かけるNRWと書かれた店。米海軍の福利厚生団体でしたっけ?おすすめは、やっぱり米軍関係者のブースです。小さいお子さんにはフェイスペインティング。大人にはホットドッグとビール(生のミラー、まずいけど何杯でも飲める笑)。米軍小学校のPTA(英語ではPTO?)ブースでお母さん達手作りのブラウニーを食べました。若干、中が焼けてなかったけど、この位の緩さが好きです笑。会場にいる人は、みなリラックスしていて休日の過ごし方が上手そうな雰囲気の人達ばかりです。このローカルな雰囲気は根岸ならではかも知れません。
結局、盆踊りまではいられなかったのですが、日本人バンドの演奏がかっこいい。ケシャと、ジャーニーがお客さん(米軍関係者)の反応がよかったです。鉄板すぎるジャーニー。なんとクレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」の演奏もありました。本牧・根岸・日米親善とくれば、横山剣さん。盆踊りがある根岸フレンドシップデーは、「デトロイト音頭」という曲の歌詞の世界そのものでした。

その後は、またバスで横浜駅へ戻ります。途中の日ノ出町で台湾料理「第一亭」によってもいいし、もちろん横浜駅から中華街やみなとみらいにも行けます。夏休み、横浜に遊びに来る方は、根岸の米軍フレンドシップデーも計画に入れてみては?首都圏以外、なかなかフレンドシップデーを見かけません。首都圏(神奈川)ならでは。異国情緒を超えた、現在進行形の文化交流を楽しめますよ。

Aug 23, 2013

ポートランドの地ビール祭り

クラフトビール(地ビール)は好きですか?オレゴン・ポートランドで毎年7月に開催される"オレゴン・ブルワーズ・フェスティバル/Oregon Brewers Festival"の雰囲気をレポートします。アメリカのビールがまずいだなんて、今ではウソです。ブログで味は伝わりませんが、雰囲気だけでも伝えられればと思います。 (http://www.oregonbrewfest.com/)
アメリカは想像以上にクラフトビールが盛んな国、中でもポートランドは聖地なのだとか。そのポートランドの中心部、コロンビア川のほとりの公園が会場です。北西部の夏らしく、澄み切った青空、そして夏の夕暮れらしい風と光の質感。こんな最高の環境でクラフトビールを満喫できるなんて!
入場時には年齢確認があるので、必ずID(パスポートか、現地の免許証)を持っていきます。しっかりと生年月日を確認されます。アルコールに関しては、日本以上に厳しい国なのかも知れません。厳しいゲートを抜けたら、後は全てを忘れて楽しみましょう。

まずはグラスとコインを購入します。おみやげにも最適な結構しっかりとしたつくりのビールグラス。そしてコイン1枚=試飲(グラス1/4杯分)、4枚=グラス1杯分飲めます。旅行当時は1ドル=約98円でしたので、日本のオクトバーフェストよりもお手頃ですね。
写真右側がブルワリーのブースです。一斉に並んでいます。好きな所に並んで、コインと引き換えに注いでもらいます。どのブースも奥にサーバーが置いてあって、一度ピッチャーに移し替えてから、お客さんのコップに注いでくれます。ここはアメリカ。どんなに行列が出来ても、スタッフを急かしてはいけません。焦らす気も、焦る気も、必要ありません。

とりあえず一番混んでいたブースでIPAを飲みました。とにかく、うまい!迷ったら一番混んでいる所にとりあえず行ってみるのがいいかも。その後も、他のブルワリーのIPAばかり飲んでいました。ひとまず1ドルで各種スタイル(IPA、ラガー、ペールエールなど)を試飲してみて、一番気に入ったスタイルのものを続けて飲むなんて、そんな楽しみ方はどうでしょう。
こう見えて、世界中からお客さんが来ています。どこから来たのか、ピンを立てようコーナーです。恥ずかしながら日本多いですね笑。ミーハー。かくいう自分達のグループは日本&韓国(ユースホステルの人達と一緒に訪れました)。ヨーロッパの人達も多いです。とにかくコケイジャンのお客さんが多かったのですが、アメリカ・ヨーロッパを問わず、クラフトビールは彼らのお気に入りというか、コケイジャン文化を代表するものの一つなのかも知れません。そして見かけで、どこの国出身かを考えるなんて、愚かなことですね。香港から来たというおじさんに話しかけられましたが、彼はコケイジャン。ミスターワールドワイドです。


みんな楽しみ方、リラックスの仕方が上手です。仕草や動作が落ち着いているというか、のんびりゆったりとしています。お酒が入っているので声量は大きいですが、声質が低音ぎみなので、決してやかましくはありません。アルコールが入るイベントでありながら、みなマナーがとても良いです。泥酔して潰れる人、騒ぎまくる酔っぱらいはいません。みなお酒の飲み方が上手です。お客さんたちのこの雰囲気、どうでしょう?幸せそうな人達を見ていると、こちらまで幸せになった気持ちがしてきますね。
会場ではライブミュージックも楽しめます。ダンスミュージックを奏でる、このアーティスト。インディーミュージックというか、楽器まで自作してしまう、究極の手作り感!DIY精神が根付くポートランドでは、音楽だって手作りに限ります。

そして会場の熱気はまだまだ続きます。20時を過ぎて、ようやく太陽が傾きだすと、少しづつチルダウンしていきます。サマータイムのお蔭で、21時まで夜が訪れません。残業しても、太陽の下でビールを楽しめるのです。ビールの味はもちろん、この最高の雰囲気を楽しみに来てください。 

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

Aug 21, 2013

オレゴン・ポートランドへ行こう!

オレゴン州ポートランドの思い出。のんびりした最高のアーバン・ボヘミアンバケーション。有名な大都市に比べると特に何かがある訳ではないのですが、こんなに心地よい街は初めてでした。ハワイ、ニューヨークやロサンゼルスだけで多様性溢れるアメリカを語る訳にはいきません! アメリカへのイメージが良い意味で裏切られる街です。
ポートランドはアメリカ西海岸の北部、シアトルの南側にあります。シアトルからは飛行機で約1時間。デルタ航空なら直行便があるので便利です。今回はシアトルで入国&乗り継ぎをして、ポートランドへ。帰りは成田への直行便を使いました。

デルタ航空は便利です。かつてのノースウエストのネットワークを手に入れたこともあり、アメリカ本土への直行便、就航都市が多いです。特に成田では、午後に本土便が一斉に飛び立つ姿は圧巻。ニューヨーク・アトランタ・セントポールミネアポリス・デトロイト・ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・ポートランド。どれも行ってみたい!機内ではビールが無料だし、エンターテイメントがとても充実。特に映画とドラマ。Scott Pilgrim vs. the Worldに、Parks and Recreation。共に今話題のオーブリー・プラザ/Aubrey Plazaの出演作を満喫しました。そして音楽も。カントリー&ラテンミュージックのコレクションは米系ならでは。珍しいイスラエル音楽、そしてアジアポップスも日本・中国・韓国の三カ国分。とにかくワールドワイド。ちなみにデルタ航空に乗る時のコツは、乗務員に笑顔(ニコッと笑う)を見せてあげること。彼らも笑顔を返してくれます。お互い気持ちよいですね。

シアトルの入国審査は厳しいので要注意。結構、別室に呼び出されている人を見かけました。特にお子さんを連れて行く方は気をつけて。目の前の女の子は、小さなお子さんとはいえども通訳に連れられて、親御さん?(恐らく直接血縁関係がないご友人の方かな)とは別に入国審査を受けていました。なかなか容赦無い雰囲気です。ハーグ条約の影響?そして、inter-racial couples(特に男性がコケイジャンで女性がエイジャン)、単身のエイジャンヤングフィメール(Asian young female)へもgreen card marriageの影響なのか、厳しいかも知れません。

そんなこんなであっという間に、乗り継ぎ便(アラスカ航空グループのホライゾンエアー)の出発時間。周囲にはNRAの帽子を被ったおじいさん、そしてドラッグクイーンを見かけました。保守的な面も、革新的な面も共に際立っていそう。太平洋を跨いでアジアからは距離的にも近く感じながらも、アメリカ本国では大陸フロンティアが最後に行き着いた西海岸は大陸の果て。意外と複雑そうなパシフィックノースウエスト。

ホライゾンエアーは数多くの小さな都市に就航しているので、ターミナルの搭乗ゲートは一つでも、その先の乗り口(タラップから搭乗)は複数に分かれているので要注意。生まれてはじめてのプロペラ機はどきどきしました。それにしてもシアトル乗り継ぎにして大正解。とにかく景色が良いのです。タコマ&マウントヘレナ、美しい山を手に取るかのようなフライト。トレイル(登山道)が見えるくらいでした。高度が低いおかげです。そして機内でも、スタバのコーヒーにグルメクッキーが配られます。モデルみたいな乗務員。優雅でした。一昔前の飛行機ってこんな感じだったのでしょうか?

そしてポートランド空港に着いたら、市内まではMAXという市内電車が便利。市内に滞在するだけなら、路面電車とバス(公共交通機関)があれば十分。そして自転車も。コンベンションセンターという駅の近くにはホテルがたくさんあります。ホテルにこだわりがなければ、ダウンタウンよりも、手頃な値段かつ交通の便も良いので、コンベンションセンター駅周辺はおすすめです。(今回はThe INN at the Convention Centerに泊まりました)

ポートランドは、どこどこを回ろう!と意気込むよりも、とりあえずエリアを地図にメモして、のんびり散歩を楽しむ程度の気軽さがよいと思います。散歩しているうちに、自分だけのおもしろいものが、きっと見付かるはずです。ちなみに有名なエリアはこんな感じです。

パールディストリクト:かつての倉庫街。今ではおしゃれなアート地区。NYのSOHO?
ダウンタウン:SFのユニオンスクエアーを小さくした感じです。買い物に便利。
ノブヒル:SF同様、高級住宅街。
ノースミシシッピ:まだインダストリアルな雰囲気が漂う、再開発現在進行中なヒップなエリア。NYブルックリンのブッシュウィックみたいな雰囲気。多少タフ。
アルバータ:ヒッピーで、ヒップなエリア。ブルックリンのウィリアムズバーグ?
ホーソン:SFのヘイトアシュベリーみたいな、アイコニックなヒッピーエリア。
SEディビジョン:かなりローカル。おいしいレストランが何気にたくさん。
ワシントンパーク:自然が豊富な公園。

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

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