Aug 31, 2013

横浜・根岸の米軍フレンドシップデー

横浜市内でも米軍フレッドシップデーに遊びに行けますよ。根岸森林公園脇の「アメリカ海軍・根岸住宅地区」です。横浜駅東口からバス(市営バス103系統)で行けます。例年桜祭りと、盆踊り大会が開催されていて、2013年は8月17日に開催されました。詳しい日程は直前にFacebook上の公式サイトで確認してください。横須賀や厚木よりも小規模ですが、根岸ならでの地元密着な雰囲気も好きです。

早速、横浜駅東口のバスターミナル(YCAT)から市営バス。103系統は土曜日でも結構本数が多いので便利です(1時間に4~5本)。日ノ出町、伊勢佐木町を抜けて山手方面、山元通りを進みます。終点の根岸台バス停で降りると、もう目の前がゲートです。30分くらいでした。周囲は静かな住宅街、山手の住宅街は雰囲気良いですね。 横浜駅からのアクセスが便利です。このバスルートだけでも、メジャーではないですが、地元感満載の観光ついでにいいと思います。
会場はとてもこじんまりとしています。盆踊りの台、ステージを中心に屋台が立ち並ぶエリア。それから子供たちが遊べるバルーンハウスが並んだ二つのエリアがあります。更に映画館(この建物にトイレがあった)の特別上演にも参加できます。

屋台は日本の店も出ていて縁日みたいで楽しいです。もちろんアメリカの食べ物(お決まりのアンソニーピザやビールなど)もありました。よく見かけるNRWと書かれた店。米海軍の福利厚生団体でしたっけ?おすすめは、やっぱり米軍関係者のブースです。小さいお子さんにはフェイスペインティング。大人にはホットドッグとビール(生のミラー、まずいけど何杯でも飲める笑)。米軍小学校のPTA(英語ではPTO?)ブースでお母さん達手作りのブラウニーを食べました。若干、中が焼けてなかったけど、この位の緩さが好きです笑。会場にいる人は、みなリラックスしていて休日の過ごし方が上手そうな雰囲気の人達ばかりです。このローカルな雰囲気は根岸ならではかも知れません。
結局、盆踊りまではいられなかったのですが、日本人バンドの演奏がかっこいい。ケシャと、ジャーニーがお客さん(米軍関係者)の反応がよかったです。鉄板すぎるジャーニー。なんとクレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」の演奏もありました。本牧・根岸・日米親善とくれば、横山剣さん。盆踊りがある根岸フレンドシップデーは、「デトロイト音頭」という曲の歌詞の世界そのものでした。

その後は、またバスで横浜駅へ戻ります。途中の日ノ出町で台湾料理「第一亭」によってもいいし、もちろん横浜駅から中華街やみなとみらいにも行けます。夏休み、横浜に遊びに来る方は、根岸の米軍フレンドシップデーも計画に入れてみては?首都圏以外、なかなかフレンドシップデーを見かけません。首都圏(神奈川)ならでは。異国情緒を超えた、現在進行形の文化交流を楽しめますよ。

Aug 23, 2013

ポートランドの地ビール祭り

クラフトビール(地ビール)は好きですか?オレゴン・ポートランドで毎年7月に開催される"オレゴン・ブルワーズ・フェスティバル/Oregon Brewers Festival"の雰囲気をレポートします。アメリカのビールがまずいだなんて、今ではウソです。ブログで味は伝わりませんが、雰囲気だけでも伝えられればと思います。 (http://www.oregonbrewfest.com/
アメリカは想像以上にクラフトビールが盛んな国、中でもポートランドは聖地なのだとか。そのポートランドの中心部、コロンビア川のほとりの公園が会場です。北西部の夏らしく、澄み切った青空、そして夏の夕暮れらしい風と光の質感。こんな最高の環境でクラフトビールを満喫できるなんて!
入場時には年齢確認があるので、必ずID(パスポートか、現地の免許証)を持っていきます。しっかりと生年月日を確認されます。アルコールに関しては、日本以上に厳しい国なのかも知れません。厳しいゲートを抜けたら、後は全てを忘れて楽しみましょう。

まずはグラスとコインを購入します。おみやげにも最適な結構しっかりとしたつくりのビールグラス。そしてコイン1枚=試飲(グラス1/4杯分)、4枚=グラス1杯分飲めます。旅行当時は1ドル=約98円でしたので、日本のオクトバーフェストよりもお手頃ですね。
写真右側がブルワリーのブースです。一斉に並んでいます。好きな所に並んで、コインと引き換えに注いでもらいます。どのブースも奥にサーバーが置いてあって、一度ピッチャーに移し替えてから、お客さんのコップに注いでくれます。ここはアメリカ。どんなに行列が出来ても、スタッフを急かしてはいけません。焦らす気も、焦る気も、必要ありません。

とりあえず一番混んでいたブースでIPAを飲みました。とにかく、うまい!迷ったら一番混んでいる所にとりあえず行ってみるのがいいかも。その後も、他のブルワリーのIPAばかり飲んでいました。ひとまず1ドルで各種スタイル(IPA、ラガー、ペールエールなど)を試飲してみて、一番気に入ったスタイルのものを続けて飲むなんて、そんな楽しみ方はどうでしょう。
こう見えて、世界中からお客さんが来ています。どこから来たのか、ピンを立てようコーナーです。恥ずかしながら日本多いですね笑。ミーハー。かくいう自分達のグループは日本&韓国(ユースホステルの人達と一緒に訪れました)。ヨーロッパの人達も多いです。とにかくコケイジャンのお客さんが多かったのですが、アメリカ・ヨーロッパを問わず、クラフトビールは彼らのお気に入りというか、コケイジャン文化を代表するものの一つなのかも知れません。そして見かけで、どこの国出身かを考えるなんて、愚かなことですね。香港から来たというおじさんに話しかけられましたが、彼はコケイジャン。ミスターワールドワイドです。


みんな楽しみ方、リラックスの仕方が上手です。仕草や動作が落ち着いているというか、のんびりゆったりとしています。お酒が入っているので声量は大きいですが、声質が低音ぎみなので、決してやかましくはありません。アルコールが入るイベントでありながら、みなマナーがとても良いです。泥酔して潰れる人、騒ぎまくる酔っぱらいはいません。みなお酒の飲み方が上手です。お客さんたちのこの雰囲気、どうでしょう?幸せそうな人達を見ていると、こちらまで幸せになった気持ちがしてきますね。
会場ではライブミュージックも楽しめます。ダンスミュージックを奏でる、このアーティスト。インディーミュージックというか、楽器まで自作してしまう、究極の手作り感!DIY精神が根付くポートランドでは、音楽だって手作りに限ります。

そして会場の熱気はまだまだ続きます。20時を過ぎて、ようやく太陽が傾きだすと、少しづつチルダウンしていきます。サマータイムのお蔭で、21時まで夜が訪れません。残業しても、太陽の下でビールを楽しめるのです。ビールの味はもちろん、この最高の雰囲気を楽しみに来てください。 

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

Aug 21, 2013

オレゴン・ポートランドへ行こう!

オレゴン州ポートランドの思い出。のんびりした最高のアーバン・ボヘミアンバケーション。有名な大都市に比べると特に何かがある訳ではないのですが、こんなに心地よい街は初めてでした。ハワイ、ニューヨークやロサンゼルスだけで多様性溢れるアメリカを語る訳にはいきません! アメリカへのイメージが良い意味で裏切られる街です。
ポートランドはアメリカ西海岸の北部、シアトルの南側にあります。シアトルからは飛行機で約1時間。デルタ航空なら直行便があるので便利です。今回はシアトルで入国&乗り継ぎをして、ポートランドへ。帰りは成田への直行便を使いました。

デルタ航空は便利です。かつてのノースウエストのネットワークを手に入れたこともあり、アメリカ本土への直行便、就航都市が多いです。特に成田では、午後に本土便が一斉に飛び立つ姿は圧巻。ニューヨーク・アトランタ・セントポールミネアポリス・デトロイト・ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・ポートランド。どれも行ってみたい!機内ではビールが無料だし、エンターテイメントがとても充実。特に映画とドラマ。Scott Pilgrim vs. the Worldに、Parks and Recreation。共に今話題のオーブリー・プラザ/Aubrey Plazaの出演作を満喫しました。そして音楽も。カントリー&ラテンミュージックのコレクションは米系ならでは。珍しいイスラエル音楽、そしてアジアポップスも日本・中国・韓国の三カ国分。とにかくワールドワイド。ちなみにデルタ航空に乗る時のコツは、乗務員に笑顔(ニコッと笑う)を見せてあげること。彼らも笑顔を返してくれます。お互い気持ちよいですね。

シアトルの入国審査は厳しいので要注意。結構、別室に呼び出されている人を見かけました。特にお子さんを連れて行く方は気をつけて。目の前の女の子は、小さなお子さんとはいえども通訳に連れられて、親御さん?(恐らく直接血縁関係がないご友人の方かな)とは別に入国審査を受けていました。なかなか容赦無い雰囲気です。ハーグ条約の影響?そして、inter-racial couples(特に男性がコケイジャンで女性がエイジャン)、単身のエイジャンヤングフィメール(Asian young female)へもgreen card marriageの影響なのか、厳しいかも知れません。

そんなこんなであっという間に、乗り継ぎ便(アラスカ航空グループのホライゾンエアー)の出発時間。周囲にはNRAの帽子を被ったおじいさん、そしてドラッグクイーンを見かけました。保守的な面も、革新的な面も共に際立っていそう。太平洋を跨いでアジアからは距離的にも近く感じながらも、アメリカ本国では大陸フロンティアが最後に行き着いた西海岸は大陸の果て。意外と複雑そうなパシフィックノースウエスト。

ホライゾンエアーは数多くの小さな都市に就航しているので、ターミナルの搭乗ゲートは一つでも、その先の乗り口(タラップから搭乗)は複数に分かれているので要注意。生まれてはじめてのプロペラ機はどきどきしました。それにしてもシアトル乗り継ぎにして大正解。とにかく景色が良いのです。タコマ&マウントヘレナ、美しい山を手に取るかのようなフライト。トレイル(登山道)が見えるくらいでした。高度が低いおかげです。そして機内でも、スタバのコーヒーにグルメクッキーが配られます。モデルみたいな乗務員。優雅でした。一昔前の飛行機ってこんな感じだったのでしょうか?

そしてポートランド空港に着いたら、市内まではMAXという市内電車が便利。市内に滞在するだけなら、路面電車とバス(公共交通機関)があれば十分。そして自転車も。コンベンションセンターという駅の近くにはホテルがたくさんあります。ホテルにこだわりがなければ、ダウンタウンよりも、手頃な値段かつ交通の便も良いので、コンベンションセンター駅周辺はおすすめです。(今回はThe INN at the Convention Centerに泊まりました)

ポートランドは、どこどこを回ろう!と意気込むよりも、とりあえずエリアを地図にメモして、のんびり散歩を楽しむ程度の気軽さがよいと思います。散歩しているうちに、自分だけのおもしろいものが、きっと見付かるはずです。ちなみに有名なエリアはこんな感じです。

パールディストリクト:かつての倉庫街。今ではおしゃれなアート地区。NYのSOHO?
ダウンタウン:SFのユニオンスクエアーを小さくした感じです。買い物に便利。
ノブヒル:SF同様、高級住宅街。
ノースミシシッピ:まだインダストリアルな雰囲気が漂う、再開発現在進行中なヒップなエリア。NYブルックリンのブッシュウィックみたいな雰囲気。多少タフ。
アルバータ:ヒッピーで、ヒップなエリア。ブルックリンのウィリアムズバーグ?
ホーソン:SFのヘイトアシュベリーみたいな、アイコニックなヒッピーエリア。
SEディビジョン:かなりローカル。おいしいレストランが何気にたくさん。
ワシントンパーク:自然が豊富な公園。

ポートランドのまとめです。ご参考。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/11/blog-post_4735.html

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