Jul 13, 2013

雨でも美しいジョージタウン大学

世界の大学キャンパス巡りが好きなので、もちろんワシントンDCのジョージタウン大学にも行きました。こじんまりとしたキャンパスは雨が降っていても、イギリスを彷彿とさせる落ち着いた雰囲気。学生の雰囲気を見ているだけでもよいですね。
ジョージタウンは何気に地下鉄が通っていないので、デュポンサークルまで地下鉄で行きサーキュレーターというバスに乗り換えて行きました。たいした距離ではないので、タクシーでもよいかも知れません。(ジョージタウンについては過去の記事をどうぞ) Mストリートというメインストリートから、33~37thのいずれかの通りに入り(坂道で上がっていきます)、Oストリートにぶつかればそのまま正門にたどり着きました。この途中の道が美しいのです。大学の寮が立ち並んでいますが、もうまるでイギリスのような景色。行ったことないのですが。
そしてメインビルディングがお待ちかね。ジョージタウン大学はカトリック教会がベースとしてあり、しかも1789年に建設されたのだそう。そのせいか?何ともアメリカっぽくないというか、限りなくヨーロッパのような雰囲気が漂いますね。多様な側面を持つアメリカですが、18世紀の東海岸は自分にとって全く未知の世界であり、到底縁が無い類の領域なので、圧巻させられました。東海岸のすごい世界は、21世紀になった今でも、私達には踏み入れることが難しい、躊躇させられる世界なのかも知れません。技術系の領域であればそうでもないかも知れませんが、文系、特に経済学や法学の世界になると、お手上げですね。
古いものも新しいものも、すっかり溶け込んでいます。旅行中の雨はがっかりしてしまいますが、ジョージタウンでは気になりません。むしろ、石造りの建物や、レンガの歩道が雨にぬれ、そして夕方の灯りを照らし出して趣きがあります。しっとりとしたレンガと芝生がきれいです。ちなみにカフェテリアとブックストアは新しい建物の近くにあります。学生がみな勉強をしていました。勉強したり、本を読んでいる姿って、実際は何をやっているかは別として、頭がよさそうに見えて好きです。

雨が降っていても、小雨程度ならばこちらの人はあまり傘をささないのでしょうか?レインコート姿で歩いている人を見掛けました。そして夕方だから人が少ないのでしょうが、それでも一人や二人、多くても3~4人程度のグループで歩いている人が多い。そして(まだ酒が入っていない時間だから?笑)みな、落ち着きながらもきびきびと歩いています。はたして外国の人はグループ行動が苦手なのでしょうか?5人以上のグループで、だらだらと大声(しかも高音の!)で話しながら、そぞろ歩きしているような雰囲気ではありませんでした。レペゼンアジアとして、馬鹿にされない為には、堂々としている必要があるのかも知れません笑。

そしてここでも見かけたジャンスポーツ。ジョージタウン大学はそれなりの学費が掛かる、高級な私立大学。そんな私立大学の文系学生(いわゆる私立文系)でも、持っているカバンはヴィトンやコーチではなく、ジャンスポーツ。もちろん普段着がおしゃれな人もあまり見かけない。それでもどこかでパーティーがあるのか、ドレス姿でばっちり着こんで歩いているグループも見掛けました。普段着はカジュアルすぎるくらいだけど、決めるときは決める。何気にこの方が、全体的に見ると合理的というか、普段着にお金をつぎ込まなくてよいので、合理的なのかも知れません。オンオフの服装にどの程度区切りをつけるかは、ところ変わればです(ただ日本はあまりに暑すぎるので、夏くらい別に適当な格好でいいですよね笑)。
 
最後にキャンパスを出て、またMストリートに戻りました。この彩りと質感。しかも2枚目の写真なんて、建物の色に合わせてMINIが停めてありますよ(偶然でしょうが)。写真好きな人にはオススメの街並みだと思います。この後の続きはこちらの記事を見てください。Mストリートに戻り、Martin's Tavernと言う店でクラブケーキを食べました。適度にローカルな雰囲気があって、夕飯を食べたり、買い物したり、ワシントンの中心部とは違う魅力があります。

ワシントンDCのまとめページです。ご参考にどうぞ。
http://mytkychronicle.blogspot.jp/2013/07/dc_17.html 

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